留年既卒マンのエントリーシート なにもしなかった奴って自己PR欄どうすりゃええねん

大学を2回留年し、卒業後も就職せず1年間過ごした。

思い返せば大学4年になってからいままでの4年間本当になにもしてこなかった。

就職という人生のターニングポイントのひとつになるであろう大事な時期、なにもせずそのまま4年間自分の人生を浪費した。

その4年で他人は卒業就職仕事などで様々なことを経験していくのに自分はこの4年間でなにをしたと聞かれても、やったバイトの種類が増えたとかPS5買ったとかそういうことくらいしか言えない。

引きこもってずっとゲームし続けてた、バイトしまくって金稼いでた、そういうことでもしていたら何か話のタネになったかもしれない。

でも自分はただ食って寝てたまにバイト行ってゲームしてたまに友達とパチンコ行ってただけ。空っぽでハタから見てもつまらない4年間だったと自分でも思う。

 

今更ハローワークに行ってエントリーシートやらの相談に乗ってもらっているが、いままでの人生で自分がいかに怠けてきたかを見せられているようで辛くなってくる。

2020年最初の大学4年生の時は新卒だったら誰でも入れるような企業から内々定を貰い、業界研究とか自己分析もしないくせに企業説明会には行きまくり就職活動をしているパフォーマンスを親や他人には見せていた。

エントリーシートもそのときは一応ゼミに所属してキャリアセンターの人に見てもらっていたので書くことができた。ゼミは途中から学校に行かなくなったので辞めたが。

その後結局就職活動はうまくいかずに勝手に精神を病んだのか自棄になったのか忘れたが最初の大学4年生は留年し次の年もサボり癖がついて留年。

3回目でやっと大学卒業、でも就職はできない、と親にとって非常にコスパもタイパも悪い息子になった。

正直こんなヤツ子どもに欲しくないよなあと自分でも思う。このまま変わらない人生過ごしてたら自分が子ども作ることなんて100%ないけど。

 

そして今、留年2回と卒業後1年経った自分がエントリーシートを書くための自分を肯定できる要素なんてどこにもないような気がしてならない。自分はこれだけダメな人間なんですってことならいくらでも書けそうな気がするが。

エピソードを探そうにも昔から怠けから来る失敗ばかりしてきて、最後は失敗することからも逃げてなにもしてこなかったような人間に他人に語れるエピソードなんてない。

エントリーシートがこうも自分にとって辛いものになるとは思っていなかった。

 

正直ハローワークにはもう行きたくないと思っている。

ハローワークに行っても提案されてるだけで自分からなにかをしようとしないので、結局は就活してるという親へのパフォーマンスにしかなっていない。

そして提案される企業を見ていると他人から見た自分の評価を突き付けられているようで胸が苦しい。

なにもしないダメな奴ほどなぜか自己評価は妙に高いらしい。

自己肯定感は低いくせに実際に突き付けられると普通に傷つくあたり実にめんどくさい。